(2010年7月4日 2人泊 のんびり小町パック・新幹線グリーン車込み@27,000円)
JR東日本 「のんびり小町」カードで貯まったポイント消化旅行。
暑くならないうちに、母を連れて行かなくちゃ。
もはや「のんびり小町」に入っている宿で行きたいところはなく…
しかしともかく母に電話をすると
「あら~ ほんと?! 嬉しいわ~」
つまり。近くて、苦手な食塩泉じゃなくて、お食事が良ければ、まあどこでもいいようで…
1日ゆっくりできておいしいものを食べられれば、いいんですよね。
上野から上毛高原まで1時間ほど。
弁当食べてる間に着いてしまう。そういう近間を選んだのです。
迎えの車はないので、バスに乗る。
これまた15分ほどで着いてしまった。
ロビーの向こう、ラウンジがあり、ここで記帳。
冷たい柚子ジュースなどいただき、柄物のたびソックスなどくださる。
ガラス戸の向こうには利根川が涼しげに流れる。
部屋は4階、2間続き。
お迎え菓子、コンニャク、干し梅などいろいろあり。
やたら広くて電気のスイッチもあちこちに。
夜、ウインブルドンのテニスの試合を見た私は、寝る前に小さな蛍光灯のスイッチがどこにあるか分からず、
5分ほど探しまくった。
角部屋で窓の下には利根川。
川の向こうにはリゾートマンションみたいな建物が。
木が茂りすぎて川は半分しか見えないが、翌朝は谷川連峰が望めた。
この時間は山下清の絵のモザイク画がある<はにわ風呂>が女湯だそうです。
<はにわ風呂>
(はにわ、なくてもいいみたい)
モザイク画。
お湯、わりとぬるめ、刺激なし。
この時間帯は込んでいて、これは翌朝の写真。
2間続きの部屋、使い勝手悪し。
隣の部屋のテレビをこのように見る。
おまけに例のズルズルする座椅子。
母と「あ~ またこれだよ~」
母「どこだっけ、ぜんぜん動かない、いい座椅子があったわね、えーっと…」
「岩手の<志だて>」
「あっ そうそう。あそこの座椅子は良かったねえ。あちこち行くけど、動かない座椅子はあそこだけね」
「旅館のランク付けの項目に、座椅子どのくらい動くかってのも入れればいいのに」
「ちゃんと座れない座椅子なら、ないほうがいいわね」
しばし座椅子談義。
夕食は1階の食事処で炭火焼料理。
食事処はいっぱいで、皆さんこのお食事目当てのよう。
のんびり小町のサービスの白ワイン。
鮎はね、美味いですよ。いい塩梅に焼けてました。
鮎焼きのプロがいるらしい。
お肉も、小さい牛肉と大きい鶏肉、おいしいです。
このあたりでもうおなかいっぱいですね。
母は「炭火で焼くと特別ね、なんでもおいしい!」
このあと何がでてくるのか…
鍋ですよ鍋!
母は「もうスープだけでいい」
だけど野菜のほかに鳥のつくね、水沢うどんが入ってるんだよね~
そしたら鰹のタタキなんぞが出てきて…
これは豚肉とネギを焼いて葉っぱにくるんで食べるんです…
姫竹と鞘ごと焼いたそら豆。母の分も…
甘みがあって美味かった~
とどめはドーンと大きなお握り。
「もう入りません」って言ったらおねーさんが「お部屋にお持ちください」って。
サイドのホイル包みはサツマイモ!
男性は全部平らげて、それからお握りお替わりして4個くらい食べる人もいるらしい。
デザートも
「もう入りません」って言ったらおねーさんが「これもお部屋にお持ちください」って。
いろいろ部屋に持ち帰ってきたのでした。
部屋にはもちろん布団が敷いてあり、母はあっという間に横になってしまった。
私は入れ替わったお風呂に。
こちらには内湯のほかに露天がある。
昼間でも景色は望めないだろう。こちらは女性は夜だけ。朝はまたはにわ風呂になってしまう。
なんというかな~
北海道から帰ったばかりの私には…
なんかイミテーションみたいであった。
たぶんこういうところにはもう…
まあそれでも母を連れてくるときには適当かも…
などと。
あんなに喜ぶんだもんね。
朝食は上の階の食事処。これまたいろいろある。
ご飯もお粥もおいしく、お味噌汁にはスイトン。
夕食直後に就寝の母、朝はおなかがすいておいしく食べたそうである。
帰りは駅まで送ってくれる
満足げな母を見てやれやれ… ノルマ達成!みたいな感じであった。
はいはい。涼しくなったら、また行きましょうね。
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